アンソロジーの思い出
アンソロジーと言う言葉を知っているだろうか。
簡単に言うとゲームやアニメの二次創作と言うものである。(本来は詩歌集という意味)
二次創作は、ゲームやアニメのキャラをもとに、自分の想像した物語を書くといった感じ。
ギャグだったりシリアスだったりと思う人の好みによって様々内容が盛り沢山となっている。
自分が当時はまっていたアンソロジーは、
タイプムーンの「月姫」や「Fate/stay night」の2つである。
最近だとFGOが主流になっており、FGOのアンソロジーもたくさん出ている。
ちなみに自分の学生時代の時はfateよりも、月姫の方が主流だった。
fateは本編が発売されてからあまり時間が経っていなかったので、初めの頃はアンソロジーの数もそこまで多くはなかった。
なのでアンソロジーコーナーには月姫のシリーズが十数冊も出ていたので、結構目立っていた。
ブックオフで買い物をしている時にそれに目が止まったので、なんか面白そうと言うだけでヒョイと買っていった。
内容は主人公を中心にラブコメが展開されていると言うものがほとんどで、当時SNSや無料漫画のサービスがそこまでなかった当時の自分にとってアンソロジーはお手軽にラブコメを楽しめるとてもありがたいマンガだった。
そしてハマった理由のひとつが、
「ゲームを買えなくても世界観を味わえる」
という点だった。
月姫もfateも当時未成年だったので購入することができなかったメルティブラッドだけはゲームセンターで少し触れることができたが、格闘ゲームもへたっぴなので序盤でよく積んでいた。
なのでアンソロジーを見ることでその物語の世界観を少しだけだが味わうことができた。
ゲームを持ってなくても知ることができるっていうのはありがたいなぁと思っていた。
最近はSNSが発達していろんな人がイラストや漫画、小説を書いているので、より触れやすくなったと思う。
しかし、それは今の流行に沿って供給されているので、学生時代にハマっていたものをまた見たいなぁと思った時にはやっぱり、当時のアンソロジーを引っ張り出すしかない。
当時と同じようにのめりこめるかと言われると難しいが、その代わり当時の思い出が出てくるので、ノスタルジーに浸るにはいいかもしれない。