「刃牙」をBLとして読む猛者の書籍が出るらしい。
これを開いたらあなたタイトルを見てどういうことと思ったに違いない。
「刃牙は格闘漫画やろ?」
格闘漫画で間違いない。
どちらかと言えばトンデモ側の格闘漫画と自分は認識している。
リアルに見えてかけて、独自理論のマシンガンをぶっぱなしてくる、そこが面白い。
そんな刃牙をBLとして読む、正直間違いではないと思っている。
筋骨隆々の男たちによる、体と体をぶつけた戦い。
見た目の男らしさもさることながらキャラクター一人ひとりの独特な雰囲気も妖しさを倍増させている。
じゃあ、本編の中でそういった男色関係が繰り広げられているのかと言われると、自分が見てる限りではそこまでハッキリとした描写はないと思っている。
ハッキリとした描写がないのに妖しい。
正直こうとしか言いようがない。
克己とドイルの友情だとか、烈のツンデレとか一種の萌え(今だとてぇてぇとも表現できるか)を感じることができるので、愛らしさからそのような耽美系へと浸かってしまうのも頷ける。
だいぶ話が横道にされてしまったので、本題に入ると思う。
自分がなぜこのような話をしたかと言うと、あるツイートを発見したことがきっかけである。
【お知らせ】#乙女の聖典 が11月下旬に「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」という書籍になって刊行されます!
— 金田淳子*noteで刃牙の感想記事を連載しています* (@kaneda_junko) October 23, 2019
「刃牙」シリーズをBのLとして読んでいる限界オタクの感想が書籍化されるよ!|金田淳子 @kaneda_junko| https://t.co/kuWedcbSo5
金田淳子さん
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/金田淳子)
と言うやおい・BLの研究者さんで、これまで様々なやおい・BLについての書籍を世に出している方らしい。
はじめ見たときは怖いもの知らずだなと思ったら、まさかの百戦錬磨の強者だったいう話。
この乙女の聖典シリーズでは先ほども言ったような刃牙をBLとして読むという斜め上の楽しみ方をするということだが、内容が自分が思っていたものより10倍も濃厚だった。
登場人物の魅力やそれぞれの関係性について言及するだけでなく扉絵のピンナップや、服装についても考察しており、なおかつ説得力を感じる。
乙女の聖典シリーズは金田さんのnoteにて販売をされているが、今回書籍化に伴い大幅加筆をしたとのこと。
内容に対して興味がありすぎるので、今のうちにAmazonで予約をしておく。
『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッ
https://www.amazon.co.jp/dp/4309028438
皆さんも刃牙をBLで読むということがどういうことなのか、一緒に購入して体験してみよう!
(本当にどんな感じかわかんないのでドキドキする)